当院では、痛みのない刺さない鍼(てい鍼)とお灸を中心とした施術を行います。皆様の身体の状態によりましては、ご相談の上で刺鍼(鍼を刺し入れること)したり、あん摩マッサージ指圧を加えることもあります。以下のような心身のお悩みを抱える方々の適切な施術です。
[こんなお悩みをお持ちの方に] ( 1 )ストレスによる自律神経の乱れ等から来る、心身の不調や痛みなどにお悩みの方
日々のストレスが蓄積したり、悩み事やショックなことがあると、自律神経の乱れを起こし心身に様々な不調を起こします。慢慢性的な倦怠感・イライラ・不安 / 気うつ / 睡眠の悩み / お腹の悩み(便秘・下痢など)/ 肩や首の凝り / 頭痛・腰痛等の痛み / 肌荒れ等皮膚に関するお悩み / 手足のシビレ / 眼精疲労 / 冷え / 年齢に伴うお悩み/ 等 を引き起こします。先ずは、溜まっているストレスの軽減がお悩み解消につながります。また、日常的に深い呼吸やイライラ解消法などのセルフケアが大切になります。施術と合わせてセルフケアのご紹介もいたします。
( 2 )病後・術後の体力回復・維持や再発などの不安やコロナ感染後の長期の不調の軽減を望まれる方
私自身もがんを患い手術・療養を経験しましたが、やはり再発への不安は尽きないものです。その不安を解消する手立てとして、体力の回復・維持、そして免疫力を高めることが大切と考えます。私自身も、日々鍼灸でのセルフケア行っています。体力も回復し、以前の生活を取り戻しました。又、現在は「コロナ感染後の長期に渡る不調」に悩まされている方も少なくないようです。治療法が試行錯誤されている中、鍼灸を取り入れているお医者さんもいらっしゃいます。通院と平行して鍼灸がお役立ていただけるものと思います。
( 3 )体や気が重くて学校生活に意欲が持てず、登校がしぶりぎみになっている学生さん
不登校や登校しぶりの原因を心の問題と思われがちですが、自身の長い教員経験を振り返りますと、心にフォーカスし過ぎて悪い循環に陥ってしまったお子さんもおりました。きっかけはどうあれ、心の葛藤から来るストレスやそれに伴う不規則な生活から、体がだるくて、気持ちがあっても体が反応してくれず外に向かない、ということがあるようです。もちろん鍼灸だけで、不登校や登校渋りが良い方向に向かうわけではありませんが、東洋医学でよく「心身一如」(心と体は一体で互いに影響し合う)と言われるように、体に元気を取り戻すことで、前向きな気持ちを取り戻す手助けになります。また、勉強の遅れへの不安が、状態に影響しているのでなないかとお悩みの場合は、【施術&学習支援コース】をご活用いただくことで不安の軽減につながると思います。