当院の藤倉秀和です。ご覧いただきありがとうございます。 【未病治】私は、教職員として学校に長年勤めておりました。しかし、思いもよらずがんを患い、その手術・療養等を優先し早期退職を致しました。こうした中で予てから興味関心があったことと、自分が病に苦しんだのを機に本格的に東洋医学を学ぶために、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の専門学校に3年間通いました。東洋医学に惹かれた理由は、「未病治」という理念です。「なんとなくの不調」「まだ我慢できる程度の痛みなど」のうちに元気を取り戻し、大事(重い病気)に至らないようにするという考え方です。自分自身もストレスをごまかしごまかしして、時折の心身の不調も見て見ぬふりするうちに大事に至ってしまいました。国家資格取得後は、介護施設に機能訓練指導士として勤務したり、鍼灸院での研修等を経て、お悩みを持つ方が大事に至る前に元気になってもらいたい、との思いで開業するに至りました。 【再発への不安を共に】がんに限りませんが、大病を経験すると治癒後も再発への不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も幸い良い先生と巡り会い、日常生活を取り戻しましたが、それでもやはり心のどこかに再発への不安が残っています。そうした不安を軽減することが、より元気ではつらつとした日常生活につながります。鍼灸は、副作用もなく免疫力を維持し、高めていくのに適していて、必ず私と同じ不安・悩みを持つ方々の助けとなると思います。 【悩む子供たちへの思い】長く子供たちと接っしてきた中で、多くの不登校や登校しぶりに悩む子供たちと保護者の方の辛さに触れてきました。しかし、当時は思うに任せないことも多く、今もって心残りがあります。「悩める子供たちが元気を取り戻すにはどうしたらいいか?」という思い中で、東洋医学的なアプローチも必ず役に立つ、と強く感じました。自分の経験からもこうした多くの子供たちが、起立性調整障害などの不調を抱えていましたので、副作用の心配のない鍼灸によって体の不調を軽減することで、気持ちの持ち方にも良い影響を与えられるのではないか、と考えました。もちろん、保護者の皆様・学校の先生方・専門医の先生やカンウンセラーさんなどが重要な役割を果たされておりますが、直接子供たちの体に触れて、体の反応を感じながら施術できる鍼灸師も力になれます。現在では東洋医学の中でも、不登校や登校渋りに役立つ鍼灸が研究され、多くの鍼灸師が子供たちに元気を取り戻してもらうために奮闘しています。 【なぜ刺さない鍼(てい鍼)を中心に施術するのか】 👉「施術について」
【補 足】今の子供たちの様子に触れるために不定期ですが、葛飾区内の公立学校で「学習支援員」として活動しています。 妻・娘2人とともに杉戸町に在住。鍼灸院は、実家の母屋裏の別棟にあり、通っている。 趣味:ジョギング、料理
〈所有資格など〉
はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師(国家資格) 整体師 / フットセラピスト (民間認定) 中学校・高等学校教員免許
杉山検校顕彰会会員(江戸時代に徳川綱吉公に仕えた盲目の天才鍼灸師、杉山和一の功績を伝承している会)/ 東京都葛飾区公立学校学習支援員